ちょっぴりロスです。
動画サイトに上がっているイベントの映像を見ると、行かなかったパビリオンやイベントの数々に心残りが湧いてきて。
最初は何でもかんでもスマホを向けている人々に違和感があったのですが、今となってはこうやって思い出として公開してくれていることに感謝ですね。
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4月5月は仕事が忙しく行く時間が取れず、6月になって初めて仕事終わりにナイト万博に赴いたことは鮮明に覚えています。
夢洲駅に降り立ち、地上に出たときの高揚感たるや!
エキゾチックな音楽が流れ、ゲートからは会場がほぼ見えないワクワク感と未知への世界への期待感でいっぱいでした。
しっかり荷物検査があるようなイベント会場に行ったことがないため、検査はドキドキで。
東ゲートをくぐったら大屋根リングの片鱗が見え、遊園地とも違う、異国のような景色にセロトニンがどぱどぱ出て。
夕焼けに照らされるリングとパビリオン、大屋根リングの木のにおい、意外にも響き渡る虫の音…。
何もかも新鮮で、歩いてるだけで本当に楽しかった。
仕事関係で1度だけナショナルデーのショーを関係者席で見せてもらったり、普段食べない外国の料理に舌鼓したり。
確かに料理はフェス価格(それ以上?)でしたが、列に並んでた万博リピーターのおば様に「海外旅行行くこと思えば安いわよ!」と言われその通りだと納得し、食べたいものは惜しみなく食べました。
……まあ、月の貯金1月分使い切りましたね。後悔はない。
ミャクミャクがここまで人気になると思わず、街中の公式ストアで見かけるたびに「まあ、まだ買えるでしょ」と高をくくっていたぬいぐるみ達が売り切れたのも驚きでした。
アクリルキーホルダーだけ速攻買っておいて良かった。たこ焼き持ってるミャクミャク、一目ぼれ。
ほぼ花火を見るために毎月夜だけ行ったり、朝から行ったものの暑さにやられて撤退したり、周ったパビリオンは少なったです。
それでも人込み苦手な自分が「万博に行きたい」と半ば中毒のように足を運んだのは、一重に会場の雰囲気に魅了されたから。
そこにいるだけで何だか楽しい。
人生でもう二度とないと思う。お金払って雰囲気だけ楽しみに行く贅沢なイベント。
北欧の料理を食べに行くぞー!
と意気込んで早朝ダッシュで並び、ちょっとした手違いでお詫びにシナモンロールをおまけでもらったのも良い思い出。
魚介が乗った大きめのさくさくワッフルと、アーモンドクリームぎっちりのセムラでお腹一杯になってたのでこっそり持ち帰りました。
オーストラリア館で食べたワニ肉のサンドイッチ、ベトナム館のミルクティー(ほんのり酸味のある緑茶だった)、アフリカ料理、ブルンジコーヒー、鹿児島のカフェ、スペイン館のチュロスとホットチョコ、トルコ料理……。
個人的にベルギー館のフランダースの生姜パンにドはまりしたんですが、最後の方は売り切れてて買えなかった。
カルディとかで売ってくれ~~~!!
ミャクミャクのもっちりミニキーホルダーを購入できずまいなのも本当に、ほんとーーーーに心残りで。
毎日公式オンラインショップを覗いているのですが、再販されないかなあ…。
受注でもいいぞ…。
展示の力の入れ具合が国によってバラバラだったのが非常に面白かったです。
我が国の最新の医療とロボットとAI技術を見よ!!!と気合入った国もある中、親日国アピールだけして終わった国(トルコ館)、未来につながる環境保全の取り組みを展示してるかと思えばいきなり訴訟の話をしたり(スペイン館)、海目線で人類に語り掛ける映像がシュールだったり(ポルトガル館)。
入った瞬間ずっと香辛料のいい香りがしてお腹のすいた健康推しのタイ、自国の自然の素晴らしさをアピールするオーストラリア、めちゃくちゃ力の入った映像で次回の万博をアピールするサウジアラビア。
北欧館はフィンランド館に改名しろと突っ込みつつ。(グッズのムーミン推しが強すぎた)
書き出すと全然周れてないけど、楽しかったなあ……。
コモンズ館のアフリカ諸国は伝統衣装と工芸品を飾っているブースが多くてテンション上がりました。
タブレットや映像展示も多かったけど、知らない国の知らない景色を見る楽しさがありましたね。
東京五輪の終了後にぼろぼろ出てきた不祥事を思うと、まあ万博も何かしら出てくるでしょうが。
楽しかったのは間違いないし、なにより中で働くスタッフのみなさんの対応が素晴らしかったのは事実。
ありがとう大阪関西万博。ありがとう酷暑の中がんばってくれた親切なスタッフのみなさま。
個人的には行ってよかった、気軽に行ける大阪で開催してくれて良かった。
おまけ
オーストリア館でもらった整理券代わりの植物の種は、実家に帰った時に庭に埋めてきます。
何の植物が芽吹くんだろう?