行きは河内堅上駅で降り、大和川を渡って明神山への登山口へ。
このルートは整備された道を通らないのでなかなか不安だった。全然人いないし…。
人はいないのにこの季節は木の実が落ちたりするため「がさっ！」と音がして心臓に悪い。
しかしそれ以上に笹薮にかかる蜘蛛の巣がちょうど口元に当たる位置にあってストレス！
蜘蛛が人間の事情なんて知らないように、私も蜘蛛の事情なんて知るかい！邪魔！

ーーと、蚊も多いし休憩できそうなスポットも無いのでほぼ休まずひたすら歩く。
ほぼほぼ階段道が続く。落ち葉や土で階段が埋もれてて見づらい。
山頂に近づくにつれ、鐘の音が聞こえてくるので人の気配がする安心感。
頂上まであと5分という場所にある休憩所で一休み。
広いしきれいだしで定期的に手入れしてくれてるようで、感謝。

金剛山みたいに募金箱ないかと探したけど無かった。
誰が管理してるのか、頂上も含めてずいぶんきれいな場所。解説看板も新しそうな感じだった。
王寺市なのかな。

天気はくもりのち晴れ、降水確率30％だったので登りに行ったものの、頂上に着いた頃に霧雨が降ってくる。
傘やレインコートを着るほどではないものの、眺望できるはずの山々に雲がかかっていたのが残念。
頂上についたのは9時過ぎだったけど、近場の人が結構来るのかそこそこ人がいた。
机も椅子もあるし地元の人の憩いの場所なんだろうなあ。

恋人の聖地という悠久の鐘を撮影。
夜景はきれいそう。

帰りは三郷駅へ向かうルートで。
途中まで整備された道を通る。行きの蜘蛛の巣まみれはなんだったの…。
とはいえ途中からちゃんと（？）山道に入る。
コンクリの道より土の道を歩いてる時の方が「登山してる」感が増して好き。

麓の町に出たところでトレッキングポールをしまっていたら、通りがかった農家の方に迷子と間違われ声を掛けられる。
紛らわしくてすみません。

三郷駅まではまた大和川を渡る。
大きな川とそこに掛かる橋の構図って好きだなあ。
昔は舟で渡ってたんだと想像するとわくわくする。

三郷駅には周辺散策マップが設置されてて、なかなか面白そう。
機会があれば○○巡りみたいなのもしたいな。

さて、今回久しぶりの登山ということで、メモしてあった心得を読み返し意識して登っていたものの。
歩く速度が目標の130～150％という結果…
ダメじゃん…
確かに行きの最初から階段階段階段道で結構疲れたけど、意識的にゆっくり登っていたつもりだった…

そして右足のふくらはぎが割と重めの筋肉痛に。
太ももじゃなくてふくらはぎが痛くなるのは足の使い方が悪いと聞いたので、体重のかけ方と股関節で登る登り方ができてないということ。
毎回右足だけ痛くなるから無意識に右に体重かかってるんだろうな。

2月に急に山に登った影響か肉離れを起こし2ヵ月間ろくに歩けなかったトラウマから、今回は膝サポーターを買い右足につけて歩いたけれど、その効果は分からず。
ひざをサポートするだけで筋肉痛を予防するものじゃないしね。

早く筋肉痛が治りますように。